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以前にも紹介したドラゴンクエストシリーズの音楽を一貫して担当しているのが
すぎやまこういち(椙山浩一)です。
前回取り上げた、
近藤浩治と同様にゲーム音楽業界では
もっとも、名前を知られた大御所の一人といえるでしょう。
ネット上では親しみを込めて御大と呼ぶ人も居ますね。(笑)
以前にも書いた通り、元々はテレビ業界などに関わる人物だった氏が
ゲームミュージックを作るようになったきっかけは何だったのでしょうか。
普通に考えれば、ゲーム会社側が頭を下げて作曲依頼をしそうなものですが
ドラゴンクエストの作曲は、どちらかと言えばすぎやま自身が乗り気で作ったものだったのです。
ドラゴンクエストの製作者の1人である、中村光一はゲーム音楽はゲームを知る作曲家が作るべきという持論があり
当初、すぎやまこういちの音楽作曲を心良く思わなかったとのことですが
意外や意外、実際に話してみると、ゲームに対する造詣が深く
すっかり2人は意気投合してしまったというのですから、すごい話です。
そもそも、なぜすぎやまこういちにゲーム音楽を頼もうと言う話になったのかという
その辺りの経緯は、任天堂公式ホームページの名物企画、社長が訊くの
ドラゴンクエストIX 星空の守り人のページに記載があるので、興味がある方は読んでみると面白いです。
すぎやまこういちは、様々な肩書きを持つ人物ですが
その肩書の中には、日本カジノ学会理事、喫煙文化研究会代表、日本
バックギャモン(西洋双六)協会名誉会長など、面白い肩書きを持っている人物でもあります。
つまり、すぎやまこういちはサブカルチャーにも造詣が深いところがあり、その証拠に氏は、ちょっとやそっとのプレイヤーでは太刀打ち出来ないドラゴンクエストのいちヘビーユーザーでもあるのです。
今でも、
自身のホームページにゲームのコレクションを趣味として記載しているという重度のゲームマニアというわけです。
氏を代表する作品はもちろんドラゴンクエストですが、チュンソフトから出ている
ローグライクダンジョンRPGである、不思議のダンジョンシリーズ(トルネコ、シレン)や
FCのディスクシステムで販売されたバックギャモンの作曲もしていたりします(笑)
今日は、風来のシレンからでも一曲紹介してみましょう。
シレンシリーズではお馴染みの曲ですが、心地良い音楽ですね。
和風でありながら、ドラクエテイストの雰囲気も盛り込まれている名曲です。
コンシューマーゲーム業界の早い時期から携わってきたすぎやまこういちも今年で、既に81歳。
だいぶ高齢になってしまわれましたが、ドラクエシリーズの音楽はすぎやまこういち作曲でなければやはり締まらないと思うので、元気であるうちはガンガン音楽を作っていって欲しいと思います。
参照記事
2012 11/27 今日の一曲(ロトのテーマ)
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2012-12-05 23:24
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