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非常に私事になりますが、本日32回めの誕生日を迎えました。
この世に生を受けてから32年であると同時に、ゲームというサブカルチャーに触れて
今年で、もう28年ほどになります。
随分長い間、ゲームと一緒に歩んできたのだなぁと思います。
さて、そんな懐古はここまでにして、今日の一曲は誕生というキーワードにちなんだ音楽を探してみました。
そのキーワードで真っ先に思いついたのがこれ。
アクトレイザーの人々の誕生です。
1990年の暮れ、SFCが発売してから一ヶ月経とうかという頃に
ENIXから発売されたシミュレーションアクションRPG(?)という作品。
音楽を作っているのは、古代祐三。そして、ゲームを開発したのは故クインテットという会社。
実は、このメンツは先にファルコムがPCで出した傑作、イースシリーズの制作に関わっていたメンツであり
SFC参入のこの第一作目は、色々な意味で伝説的な作品となっています。
FCと比べた時の、SFCの音楽表現の幅広さを実感させるかのようなサウンドで
古代祐三の実力が遺憾無く発揮された本作品は、この音楽を聴いた1991年にSFCで発売されることとなるFF4のサウンド担当植松伸夫が、急遽FF4の曲を作りなおしたという逸話があるぐらいの音楽も有名な作品となっています。
このゲームの目的は、未開の人間の住まない地に巣食った魔物を放逐し(その前に、土地そのものを開放するお世辞にも出来がいいとは言えない、アクションゲームもやらされるのが面白いところ)
人間世界を創造するという作品になっているのですが、その街クリエイションの場面で流れるのがこの人々の誕生なのです。
ですから、このゲームをやった人ならばこの音楽は誰しも印象に残っている楽曲と言えるのではないでしょうか。
オーケストラ調の物悲しさの中に、どこか神々しさを感じるサウンドは、初期SFC作品…いや、ゲーム音楽という範疇で括っても名曲と評されて然るべき一曲ではないかと思う次第です。
SFCロンチに近い作品ということもあって、後に中古で投げ売りされていたタイトルでもありますし
また、WiiのVCでもダウンロードできる作品になっているので、今でもゲーム自体の入手は簡単です。
アクトレイザー2もあるのですが、こちらは完全にアクションだけのゲームになった上、売上もあまり芳しくなかったようで、こちらはかなり知名度が低い作品になっています。
サントラは、昔出た作品のサントラは少しプレミア化していますが、後に古代祐三ベストコレクションの中に、このアクトレイザーが収録された(音質の違いに拘りがある人は、旧盤に比べて音質が悪いとの評もあります)ので
若干、価値は下がったのですが、今度はそのベストコレクションが若干プレミア化しているという
笑えない状態になっています。音源が欲しい人は、更なるプレミア化の前に買っておくのが吉かもしれません。
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2013-01-20 20:36
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