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パラメーター型、ノベル型ギャルゲーの歴史に触れて来ましたが
本日触れるのは、いわゆる「泣きゲー」型ギャルゲーであるAIRです。
2000年にKeyより発売された、元は18禁エロゲーですが
そのストーリー性と、俗に「AIR鬱」などと呼ばれる、ある種病的な症状をユーザーに齎した、ギャルゲー全体の歴史を語る上でも欠かせない一作品であります。
元々、Keyが初めて世に送り出したギャルゲーである「Kanon」が「泣きゲー」型をメジャーにし(本当はその後のkeyスタッフが元々在籍していた、Tacticsから発売されていたONEというゲームが元祖とも言われる)
2作目である、このAIRで、「泣きゲー」型のギャルゲーはその後一気に増えることになります。
泣きゲー型はシナリオはもちろんのこと、その泣かせシーンにかかるゲームミュージックも
場面を印象的にするのに一役買っており、純粋なエロ目的のゲームと比べて
音楽がピックアップされることが多いです。
今回のAIRは、折戸伸治、麻枝准、戸越まごめといった作曲陣が
非常に印象的な音楽を作っており、特に主題歌のうえ、ゲーム内容を表した歌詞も印象的な
「鳥の詩」は、そのメロディラインとクリスタルヴォイスを持つLiaの歌唱によって
ギャルゲーファンでなくとも、一部で「国歌」などとも言われている曲であり
今だその人気は根強い一曲となっています。
ちなみに、前作のKanonも音楽は相当高評価ですね。
その他、ゲームのメインヒロインである神尾観鈴のテーマ曲と言ってもいい
「夏影 -summer lights-」という曲は個人的にお気に入りで、テレビから直録してずっと夏の日に聴いていたものです。
どことなく久石譲的なものも感じますね。
夏というAIRのテーマに良く合った名曲だと個人的には思っています。
なお、元々18禁のAIRですが、その後ドリームキャストやPS2、更にはPSP
挙げ句の果てには、エロ要素を抜いた一般版がPCで再販されているということで
未成年であろうが、普通にプレイ出来るゲームとなっていますので安心して高校生以下の方もお買い求め頂けます(笑)
AIR
- 出版社/メーカー: プロトタイプ
- メディア: Video Game
AIR
- 出版社/メーカー: インターチャネル
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2013-05-17 04:02
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