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ゲームミュージック論-1-

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自分は今、31歳ですがFCの初期からゲームに触れている人間です。
ゲーム歴としては、27年ぐらいになりますが、当時はファミコン中毒とでも言うぐらいに
毎日ファミコンばかりやっていた、ゲーム少年でありました。

そんな自分が、特に意識もせずにゲーム音楽に魅せられていったのはある意味必然で
気がつけば、ゲームと一緒に音楽を楽しむようになっていました。
小学生当時は、兄と一緒にゲーム音楽に勝手な歌詞をつけて
歌っていたものです(痛いw)

自分にとっては、ゲーム音楽は非常に馴染み深い音楽ですが
大多数の人間は、ゲーム音楽にそこまで関心を抱かないのではないでしょうか。
ゲーム音楽というのはあくまでゲームの上に乗せられるからこそ
ゲーム音楽として存在できる...という理由があるからです。

すなわち、ゲームの場面に効果的に使われる音楽は、あくまでそのゲームをプレイした人にしか
基本的には印象を与えられない性質のものであり、そのゲーム自体をやっていない人には
そのゲーム音楽の良さを説いたとしても、そのゲームをプレイした人との感じ方に
実際に温度差が出るのではないかと。

例えば、あるゲームの非常に印象的な場面に流れる音楽がユーザーにとってはそのゲームを代表する名曲となるわけですが
そのゲームをプレイしていない人にとっては、曲単体が良かったとしても、いい曲だねぐらいの感想で終わってしまう性質のものであると考えられます。
そういう意味で、実際のプレイヤーにしか正当な評価を与えられにくいのがゲーム音楽ではないかと個人的に思います。

もちろん、やや被害妄想というか自虐的というか、そんな印象ではあるのは分かるのですが
実際にサントラという形でゲーム音楽に触れるとなると、それ以外の場面で流れる音楽も収録されている訳で
実際にはプレイしていない人間が、ある一曲が良いからとゲームサントラを買うかといえば、答えはほとんどはNoではないかと思うわけです。(私は買いますけどねw)
映画のサウンドトラックも似たような理由で敬遠されそうな気もしますが、映画とゲームではやはり、その人口が違いますから、ゲーム音楽は不遇のミュージックジャンルではないかと常々私は思っています。
ミリオンセラーを達成するゲームというのは、限られたごく僅かですし
大体のゲームは、10万本も売れれば大成功という類ですから、今までのゲーム史の中には、陽の目を見ずに評価もされないまま消えてしまった名曲が多数あるのではないかと思うと、個人的には残念で仕方がありません。

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