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ゲームミュージック作曲家は、基本的に一人で活動している場合が殆どですが
中には、チーム単位でゲームミュージックを制作する集団というのも一部で存在しています。
今日はそんなチーム単位でゲームミュージックを制作している人たちを紹介。
ZUNTATA
タイトーの主にAC作品にて音楽を制作しているチーム。
メンバーは変わりながらも、現在も活動を続け、昨年で結成25周年を迎えました。
活動はゲーム作曲だけに留まらず、ラジオを放送したり、ライブを開催したり、通信カラオケ事業にも手を出したりと、その活動は非常に多岐に渡ります。
昨年、25周年記念アルバムを発売し、今だその活動は活発です。
読み方はズンタタ。
Falcom Sound Team jdk
PCゲームメーカーの老舗、ファルコム内製のサウンドチーム。
1989年から自社ゲームタイトルにて、サウンドチームとしてクレジットされ
今でも作曲を続けている、こちらも長い間活動しているサウンドチームです。
ゲーム内の音楽を、アレンジする専用バンドのjdkバンドなるバンドも存在し
ファルコムミュージックは、ゲームミュージック愛好家の間で一定の知名度と評価を得ています。
コナミ矩形波倶楽部
1990年～2003年まで、コナミゲームの音楽を担当したチーム。
結成期間に発売されたゲームのサウンド制作、アレンジなどを一手に引き受け
その独特かつ、クオリティの高い楽曲には今でもファンが多いです。
また、現在音ゲーで曲を作っているコナミ社員の中にも
矩形波倶楽部出身の作曲家が何人かおり、未だに矩形波倶楽部の血はコナミ内で受け継がれているのです。
GAMADELIC（ゲーマデリック）
かつて、変なゲームなら任せろ！と言う強烈なキャッチコピーを残し
実際に、ユーザーに強烈なインパクトを与えたゲームを乱発したメーカー
データイースト（愛称デコ。現在は倒産し会社はありません）内で、組まれていたサウンドチーム。
ゲームサウンドチームであると同時に、ゲームミュージック界の異端コミックバンドとしても
一部のマニアに名前を知られていたゲーマデリックは、大元の会社と同じように
変なゲームサウンドチームとしても、その名前を未だに強烈に残しています。
（SNK)新世界楽曲雑技団
ACで格ゲーを中心にゲームを出していたSNK（現SNKプレイモア）内製サウンドチーム。
ユニークなチーム名に違わず、曲も和から洋までなんでもござれのマルチな才能を遺憾なく発揮し
その楽曲には、今でも固定ファンが付いているものが多いです。
曲名に変な名前をつけるのでも知られており、特に餓狼伝説シリーズの曲では
ギースにしょうゆ、クリキントン、パンギャゴ・ホーホーなど、曲タイトルでどんな曲か全く想像もつかない
曲名を多く出していました（笑）
チームは、SNKの倒産と共に解散しましたが、一部メンバーは今でもSNKプレイモアでKOFなどの作品で音楽を制作しているようです。
ALPH LYLA（アルフ・ライラ）
かつて、カプコンに存在した女性を中心としたサウンドチーム。
サウンド制作だけではなく、ガールズバンドとして活動もしていました。
作品自体はそれほど多く関わっていないのですが、以前紹介したストリートファイター2などは
所属していた下村陽子によって、殆どの曲が作られています。
メンバーには他に、ロックマン2の松前真奈美や、後にZUNTATAに所属する河本圭代がおり
活動があまりなかったのは悔やまれる所ではあります。
今回紹介したのは、かなり有名なところばかりですが
今現在もチーム単位で作曲を行なっているところもあると思いますので
また、情報が集まりましたらそのうち書くこともあるかもしれません。
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2013-01-11 23:42
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