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1992年 全タイトル数95
1993年 全タイトル数52
1994年 全タイトル数7
長らく続けてきたファミコン特集もいよいよラスト。(ディスクシステム編もやる予定)
今回は、次世代機への移行が進み、タイトル数も減ってきた
92~94年のファミコンソフト。
なお、公式で最後のソフトはハドソンから発売された
高橋名人の冒険島IVというところに
任天堂ではなく、ファミコンブームの立役者の一人の名前を冠したゲームが出たことに何か運命めいたものを感じます。
94年後半には、セガサターンやプレイステーションと言ったCD媒体のゲームハード(3DOは…お察し)が覇権をとるようになるため、ファミコンの息の長さを感じると共に、ゲーム業界は当時日進月歩の速度で進化していたのだなと改めて思います。
そんなファミコンの有終の美を飾る怒涛の3年の思い出ソフトを一挙に紹介。
92年
いけいけ熱血ホッケー部 すべってころんで大乱闘(テクノスジャパン)
受験生には何か縁起の悪いタイトル(笑)
アイスホッケーを題材とした珍しいスポーツゲームだが、やってることはいつものくにおくんシリーズ。
バランスが割と大雑把で、くにおくんシリーズではありながらイマイチ盛り上がりにかける作品であった。
音楽はいつものテクノス節。タイトル画面などがお気に入り。
サマーカーニバル'92烈火(ナグザット)
ファミコンながら、スプライト処理や処理落ちを混ぜることで現在の弾幕STG並の物量攻撃と難易度を実現した驚異の意欲作。
音楽も同じフレーズを繰り返し、ゲームの展開をさりげなく盛り上げている作品。
ノイズ音の使い方が素晴らしい。
以前まで、ファミコンソフトが超プレミアだったが、3DSのVCにてまさかの配信。
500円でプレイすることが出来る。
最近ナグザットコレクションのサントラに収録があった。
スーパーマリオUSA(任天堂)
日本では夢工場ドキドキパニックと言うゲームが前進のマリオUSA。
敵を倒す方式がいつもの踏みつけではなく、敵を持ち上げたり株を引っこ抜いて
それを敵にぶつけてやるという方法であった。
主人公もマリオ、キノピオ、ルイージ、ピーチ姫から選べ、それぞれのキャラで性能が違った。
ロックマン5 ブルースの罠!?(カプコン)
以前
ロックマン特集で紹介しているのである程度は割愛。
難易度が下がって、シリーズ初めてやる人にはオススメ。
93年
星のカービィ 夢の泉の物語(任天堂)
GBがデビューのピンクの可愛いカービィが据置で初登場したのがこの作品。
制作がHAL研究所で、開発陣に現任天堂社長の岩田聡やスマブラなどでお馴染みの桜井政博などが携わった、今見ると豪華な作品。
ラストステージが白黒基調のGB版を意識したステージであり、音楽も初代GBの1面音楽、グリーングリーンズが流れるといった粋な仕掛けもあった。
3DSにて、3D処理がなされた3Dクラシック版や、星のカービィ20周年による過去作品収録ソフトがWiiで出ていたりと、今でも容易にプレイ出来る作品。名作。
ぷよぷよ(徳間書店インターメディア)
プレイ動画。
密かに出ていたFC版ぷよぷよ。実はディスクシステムでも出ている。
この作品は対人戦はなく、何故かなぞぷよモードが実装されている。
ぷよの形を人型に出来たりもする。
音楽は、元々ある曲をファミコン音源風にしているのだが、Aタイプの音楽は後に原曲を聴いた時より、このFC版のほうが個人的には印象に残っている。
ジョイメカファイト(任天堂)
格闘ゲームブームだった当時に、ファミコンで格ゲーを作るべく任天堂が制作した意地の一作。
通常、ファミコンでSFCのような格ゲーを作るのはスペックからして不可能であったが、ジョイメカファイトではキャラクターをメカにしデフォルメ化し、その胴体を繋げずパーツを個別にバラバラにしたものを動かすことによって、FCでの格ゲーという無茶苦茶な試みを強引に押し通している。
使えるキャラも最終的に36体になるなど、バラエティに富んだ作品である。
しかし、ゲームの出来としては珠玉で、後の3D格闘では当たり前になるリプレイ機能(最後に簡単なのが出るだけではあるが)や、ラウンド制ではなく体力ゲージを引き続いて使用する後のヴァンパイアセイヴァーなどで取り入れられた方式や、トレーニングモード実装と言った、後の格ゲーには当たり前となっている機能を先駆けて採用していた。
音楽もどれも熱い曲が多く、密かにファンが多い作品。サントラが出ると嬉しいがまず無理だろう…。サウンドテストモードがゲーム内にはあるが。
版権が複雑で、一時期どこかにいってしまい、長らくリメイクや再発は出来ない作品だったが
その権利書などが奇跡的に見つかり、WiiのVCに移植されたという経緯を持つソフト。
94年
・ゼルダの伝説1(任天堂)
動画なし。ディスクシステムの名作をファミコンに移植したもの。
ファミコン版では、1と言うナンバリングが振られる。
ゲーム内容は同じだが、ディスクシステムよりファミコンのほうが音源が少ないので
こちらの音楽は不完全版とも言われる。
・ファイナルファンタジーI・II(スクウェア)
ファイナルファンタジーIとIIを一つのソフトに収録。
昔は一本ずつだったものを同一ハード内で、最終的には一本にまとめられたのだから
色々と進化があったのだと思わざるを得ない。
こちらも、過去紹介と音楽は同じなので動画紹介はなし。
熱血硬派くにおくん 音楽集
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: CD
星のカービー~夢の泉の物語
- アーティスト: オリジナル・ゲームBGMコレクション
- 出版社/メーカー: ソニーレコード
- 発売日: 1994/07/21
- メディア: CD
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2013-07-26 05:51
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共通テーマ:音楽
ブログ拝見させていただきました。
弊社は先日「君はまだピコピコしているか〜夢幻のファミ魂音楽回廊」という書籍を発行いたしましたのでお知らせ致します。
トレーラーなどにもこだわりました。
観ていただけると嬉しいです。
by スタジオねこやなぎ (2013-07-26 18:20)
>スタジオねこやなぎさん
こんな辺境の個人趣味ブログにお越し頂きましてありがとうございます。
とても良い企画の本ですね!
私も是非拝見させていただきたいのですが、実はkindleなどの電子書籍閲覧端末を持っていないのですよ…。
紙媒体での発売予定はありますか?
内容と取り上げているゲームは、当サイトのファミコン特集で幾つか取り上げているタイトルがあったようですので、それらも含めて是非見たいものです。
それにしても、サイトのデザインセンスが素晴らしいです。ゲームセンターあらしとかファミコンロッキー辺りをイメージしてるのですかね?
by hi-ggg22 (2013-07-27 01:02)