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ファミコンの11年の軌跡を、今までは追って来ましたが
今回は番外編ということで、
ファミリーコンピューターディスクシステムについて言及するとします。
ディスクシステムが発売されたのは、1986年の2月21日。
ロンチソフトは、かの有名な
ゼルダの伝説がオリジナルで発売され
その他はスーパーマリオブラザーズなど、ファミコンからの移植をされたソフトが幾つか発売されました。
その後、1992年までソフトが出続けて、最終的には200近くのタイトル(移植も含む)が発売されました。
シャープからファミコンとディスクシステムを一台で兼用したツインファミコンと言ったハードも発売され、一時期はファミコンとともに家庭用ゲーム機の主流として認知されます。
ただ、頑丈が売りの任天堂ハードには珍しく、ディスクシステムは内部のベルトの劣化という
使用を継続していく上で、ほぼ確実に発生する経年劣化という最大の問題があり
ベルト劣化になると、ほぼ確実にディスクが読み込めなくなるという状況に陥ってしまうと言う
構造的脆弱性がありました。
そのせいか、ファミコンに比べるとイマイチ普及しきれなかった感があります。
一時期は、ゲームショップに行くと、現在の任天堂ゾーンのように大きな箱型のディスクライターの機械がどこでも置いてあったものですが、それも次第に見なくなりました。
しかし、ゲーム音楽としてはディスクシステムは特殊な音源を鳴らせるハードになっており
ファミコンとは明らかに違う、野太い音が出せる独特な音源を持つハードでした。
FDS音源などとも呼ばれるその音は今でも一定のファンが居るようです。
更に、同時に慣らせる音源もファミコンより増えており、ゼルダの伝説などは後のFC版とFDS版を比べると明らかに音が違います。
比較動画。全く印象が違う。FDSの音の厚みを感じられるはずだ。最初がFC版、後がFDS版。FC版は1994年に発売していることを考えると、FCの限界も同時に分かるはず。
ディスクシステムは、ファミコンに比べるとイマイチメジャーになりきれなかったハードではありましたが、今だにその音源は語り継がれているのです。
私は、ディスクシステムを持っていなかったので、思い出のゲームというのはありませんが、幾つか有名なゲームを紹介しておきましょう。
ファミコン探偵倶楽部
ディスクシステムのアドベンチャーゲームの金字塔の一つ。
衝撃の展開は、当時の少年達をドキドキさせた。
続編の後ろに立つ少女も凄い作品。
VSエキサイトバイク
ファミコン初期の名作エキサイトバイクが、グレードアップして登場。
作曲は岡素世。WiiのWiiwareでエキサイトバイクが登場した時
このゲームに使われた音楽がアレンジされて使われた。
ふぁみこん昔話 新・鬼ヶ島
マイナーながらも、知る人ぞ知る名作アドベンチャー。
音楽も独特の味があり、隠れたファンが多い。
探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件(データイースト)
オリジナルの開発元が潰れながらも、現在もそのブランドはひっそりと続いている
神宮寺三郎シリーズの第一作目がこれ。
ディスクシステムで作られた名作はアドベンチャーゲームが多い気がする。
悪魔城ドラキュラ(コナミ)
これも今でも続く、コナミの看板シリーズ「悪魔城ドラキュラ」の第一作目。
ゴシックホラーのダークな音楽は、当時発売されていたファミコン全体のソフトでも
強烈な個性を放っていた。
今でも固定ファンの多い、BGMが多く存在する。
おまけ
ディスクシステムの起動音=任天堂GCのメニュー画面の音楽16倍速
ひとまず、この記事にてファミコン特集はとりあえずの完結。
改めて30周年、おめでとうございます!
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2013-07-27 22:52
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