スポンサードリンク
今日の一枚は、1995年のもっともスクウェアが脂が乗っていた時代に発売された
アクションRPG・聖剣伝説3のオリジナルサウンドトラックです。
3枚組の気合の入ったサントラです。
音楽を制作しているのは、前作に引き続き菊田裕樹。
菊田裕樹はどことなく詩的な文章をブックレットのコメントに寄稿していますが
この聖剣伝説3では、戦場では絶えず斬りつけるSEや魔法のSEを
SFCの限られた8トラックの中から2トラック程を使って流さなければならないため
5~6音で音楽を作っていくことに苦労したという談話があるのが実に興味深いです。
5~6音しか使えないからと言って、このゲームの音楽はショボイのかと言われたら
とんでもないと、全ての人は否定するでしょう。
前作2の曲のセルフアレンジのような曲も含めた
壮大な曲が多く収録されており、完成度の高い一枚であるのは間違いないです。
前作ラスボスの子午線の祀りをアレンジしたかのような
Nuclear Fusion(直訳すると原子核融合)ですとか
ラスボス曲である、Sacrifice Part Threeですとか
素晴らしい曲が多数あります。
3枚組で値段の張るCDではありますが
SFC音源の1つの到達点として、ゲームミュージック史上に
残るべき名盤だと個人的には思っています。
にほんブログ村
2014-03-24 20:59
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
[編集]
共通テーマ:音楽
コメント 0