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というわけで、今日の一曲は、これまたもはやゲームミュージックの枠を超えた名曲。
ドラゴンクエストシリーズのメインテーマとして、未だシリーズでは欠かせない一曲。
それが、ロトのテーマです。
この音楽は、初代ドラゴンクエストのOPで使われ
当時のゲームユーザーの度肝を抜いた一曲です。
その衝撃は凄まじく、ゲームという枠を飛び越えて
一般のブラスや、演奏会などでも定期的に演奏されているほどの圧倒的知名度を誇る
日本では最も有名なゲームミュージックの1つであると断言して問題はないでしょう。
作曲者はすぎやまこういち（椙山浩一）氏。
作曲を依頼されて最初の打ち合わせでゲームの世界観を「中世の騎士物語」と説明され、まずリヒャルト・ワーグナーの『ニーベルングの指環』が頭に浮かび、そこで「クラシック音楽をベースにしよう」との考えから
この名曲が生まれたとのこと。
FCでは、同時発音数3音という制限がありますが、その数少ない音しか使えない時代から
これだけのインパクトがある楽曲を作れるのは凄まじいですよね。
時代が進むと共に、音源も豪華になりフレーズも追加されていった
ロトのテーマですが、やはり原点のFC版が一番味があるように思います。
また、この曲がリリースされた当時からオーケストレーションがこの曲には行われており
特にNHK交響楽団演奏のロトのテーマは、非常に秀逸な演奏としてファンが多い一曲となっています。
人気シリーズの原点で、曲自体は26年使われ続けているにもかかわらず
飽きない一曲となっているのは、本当に素晴らしいですね。
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2012-11-27 22:57
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