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1989年 全タイトル数147
1980年代最後の年は、ディスクシステムとも合わせると既に数百タイトルが出ていたファミコンに
続々とゲームが発売されていきます。
ライバル機種の前年終わりに出たメガドライブなどが、ファミコンよりも高性能路線で攻めてくるものの
やはり、ファミコンが築いてきた地位にとって変わることが出来ず…。
性能よりもソフト…重要なところです。
89年はドラクエもFFもいずれも発売はしていませんが
それでも、良作・佳作が多かった年だと個人的に思います。
一時期は定番キャラとなったエレメカのワギャンが活躍する
ワギャンランド、ゲームの出来自体はお察しですが、その知名度と人気でミリオンを達成した
ファミコンジャンプ 英雄列伝、今見てもあまりに斬新すぎる超能力開発ゲーム
マインドシーカー、大物アーティストムーンライダーズと、コピーライター糸井重里と任天堂が手を組んだRPGである
MOTHERなど、印象的な作品が多くリリースされました。
以下、89年の(ry
MOTHER(任天堂)
ゲーム発売当時に、ほぼリアルタイムでやったがその当時は何か不気味な雰囲気のある作品だなと思っていた。
ただ、長じるに連れこのゲームの良さと深みが分かった気がする。
ゲーム自体はゲームバランスがところどころおかしく、終盤の雑魚敵が異常に強かったり、ややもすればクソゲーと言われてもおかしくない難易度なのだが、音楽と世界観が全てを形作った雰囲気ゲーだったように思う。
明らかに1989年としては、ストーリーも音楽も異常といえるクオリティのゲームであることは間違いない(良い意味で)
スクウェアのトム・ソーヤ(スクウェア)
FFシリーズの途中で、スクウェアが突然出した、トム・ソーヤの冒険を元にしたゲーム。
音楽は植松伸夫。
敵の姿が、エンカウントした時には分からず攻撃された時に初めて分かる、HPが小数点第一位まで存在するなどといった斬新な仕掛けがあり、今のゲーム全体で見ても類似のゲームはなかなかない。
リセットボタンを押してくるという攻撃をする敵が存在し、発動したが最後、回避不可能で本当にタイトルに戻されると言う悪ふざけ(?)な敵キャラも居る。
ワギャンランド(ナムコット)
メカと怪獣が合体したかのようなワギャンが冒険活劇を繰り広げる、ナムコ発アクションゲーム。
声で敵を痺れさせ、その痺れた敵を足場にし先に進んだり、ボス戦がアクションではなくしりとりや神経衰弱だったりと、面白いゲームだった。
好評を博したのか、FCとSFCに跨ってワギャンシリーズは一定のブランドとなったが
PS以降はさっぱり作品が発表されなくなった。DSで知育トレーニングに近い、ひらめきアクション ちびっこワギャンの大きな冒険が14年ぶり(2009年)に発売された時はびっくりしたものだ。
音楽ものんびりとしたものから、緊迫感のあるものまで隠れた名曲が多い。
スウィートホーム(カプコン)
黒沢清監督・伊丹十三総指揮の同名映画を、カプコンがゲーム化。ジャンルはRPG。作曲は民谷淳子。
この凶悪な音はまさにファミコン音源でしか成し得ない音。おどろおどろしい聴くだけで不安を煽るBGM。
その神々しいイメージを表現した、癒しのフレスコ画の曲など、実に印象的な曲が多数存在する名作。
映画よりもゲームのほうが面白いといった評までもあったようである。
後にPSでバイオハザードが大ヒットを飛ばした時に、ゲームシステム的にバイオハザードの原点と注目され、知名度はかなりある作品だと思われる。
アレンジサントラが出ているが、現在超プレミアの一枚になっている。
MOTHER
- アーティスト: 鈴木慶一
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/02/18
- メディア: CD
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2013-07-22 05:55
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